ubuntuにKVMをインストール

unix 仮想化 kvm

ubuntuは12.04を使用。普通にインストールしたのち、

$ sudo apt-get install kvm libvirt-bin bridge-utils virt-manager

デフォルトではゲストOSのネットワークはNATで接続するようになっているが、ゲストOSを各種サーバとして使うために、StaticなIPアドレスが割り当てられるようにブリッジ接続に変更する。

NAT用のインタフェースを削除する

$ sudo brctl show

$ sudo virsh net-autostart default --disable

$ sudo virsh net-destroy default

$ sudo brctl show

/etc/network/interfacesの変更。以下のようにbr0を追加する。

auto lo

iface lo inet loopback
auto eth0

iface eth0 inet manual
auto br0

iface br0 inet static

  address 10.5.34.145

  network 10.5.0.0

  netmask 255.255.0.0

  broadcast 10.5.255.255

  gateway 10.5.34.254

  dns-nameservers 10.4.34.1

  dns-search foo.bar.co.jp

  bridge_ports eth0

  bridge_fd 9

  bridge_hello 2

  bridge_maxage 12

  bridge_stp off

10.5.34.145はホストOSで使うIPアドレス。

最初はゲストOSを増やすたびにbrを増やしていくのかと思ったが、br0だけでOK。ゲストOSはbr0を通して別のIPアドレスで通信するようになる。ここでいちど再起動。

あとはvirt-managerを起動してゲストOSをインストールする。その際、ネットワークインタフェースを聞かれるのでbr0を指定する。ゲストOSインストール後、ネットワークの設定で固定IPアドレス（br0と同一セグメントであること）を割り当てれば通信ができるようになる。

設定を上書きされてしまうことがあるので、ホストOS上のネットワークマネージャを消しておく。

$ sudo apt-get remove network-manager